頑張って提言

那須に住む元広告クリエイターが世の中に対してホンネを語る

女性専用車の情けない男たち 

数日前のニュースショウで、女性専用車に乗り込む男性の話を取り上げていた。彼らは間違えて乗り込んだのではなく,意図をもって乗り込んだのだそうだ。その意図とは「女性専用車は、男女平等に悖るので廃止させたい」のだそうだ。その車内での女性の抗議や、駅員の降車の促しを無視し、「乗っていても、法に触れない」とうそぶいていた。番組によると、「女性専用車反対」の団体があり、その代表であるという男は、取材に対して匿名で顔を隠し「我々は,千回以上、意図して乗車している」「だいたい女性専用車は、憲法十四条違反だ」などと述べている姿を放送した。

確かに十四条では男女平等を謳って居るが、それは、男と女では肉体的にも精神的にも「差」があり、そのうえで「社会的に平等を期する必要がある」と謳っているのであるり、どちらかと言えばその「差」を埋め、平等にするために便宜を図ったのが「女性専用車であると解釈される。さらに言えば、法律はいかに解釈し運用するかにより、良い法律にも悪い法律にもなるという基本的なことも、彼らは知らないのであろう。

そもそも、それ以前に、彼らの度量の狭さにはあきれてしまう。肉体的に男より弱い女性の便宜を図るのが我慢できないとは、どんな男なのか顔を見たいと思う。さすがに彼らも恥ずかしく?顔を隠して取材に応じていたが、平昌オリンピックだ活躍した若者の爪の垢でも煎じて飲ましてやりたい。

その代表とやらに申し上げる。「女性専用車を廃止したとて、社会に何が貢献できるのだ。まるで無駄な、建設的のかけらもない活動などしている暇があったら「自身、いかに生きるか」と問い直してみては?