頑張って提言

那須に住む元広告クリエイターが世の中に対してホンネを語る

男女格差、解消のために。

日本の社会は、男優位の社会であることは歴然としている。80老人にとっても悲しいことだ。

自分自身、胸に手を当て、80年を振り返ってみても、居心地も良い、男社会に安穏として暮らしてきた。その男社会を形成したのは、家族を守るために腕力を必要とした、古代から築き上げられてきたもので、おいそれとは解消できないであろう。

その解消のために、まず必要なのは、「男」と「女」の意識の変革である。特に「女」の意識の、「日本の女性の意識」の中に強固な「男より女が劣る」があるように思われてならない。

 日本は民主国家である。法律は厳然と守られ、憲法は、男女平等を謳っている。ならば、男女格差をなくす、具体的な法律を制定したらよいではないか。公務員の男女比率を法で決める。私企業であっても、役職者の男女比率を法で決める。家事、育児を職業と評価することを法で決める。etc.このことによって、日本は男女格差解消に前進し始めるだろう。

 このような大胆な法律制定のためには、国及び地方自治の議院での立法がなされなければならず、そのためには、その法律に賛成する議員の過半数が必要である。当然女性議員は過半数に達している必要があるであろう。難しいことではない。日本の男女構成比は、拮抗している。

であるのに、日本での議員の男女構成比は、国連加盟国中103位だそうである。地方議員を見ても、女性の構成比は一割に満たない。なぜなのであろう。

女性の多くは、男女格差に、危機意識を持っていないのだろうか。私の知る限りの女性たちは、格差社会に、私同様、安穏と暮らしているように見える。

 と同時に、「男にはかなわない意識」がどこかにあり、「私なんかが、行政に関わる?」「私なんか社会で何か言う?」と言う無意識が働いているように見える。それでも頑張って、「とにかく、権利を行使する貴重な一票は、必ず女性に投票する」ことから始めたらどうだろう。次の参議院選挙で、ある女性候補者が、突然、100万票の得票を得たら、そこからでも、日本は、男女格差解消に向かい始める。

なでしこ達よ、セクハラ被害者が男性になるような(笑)近い未来のために、あなたの中の男女格差をなくし、政治に、社会に関わろう!