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アルマーニの制服は、憲法違反! 平和憲法の話3+1

泰明小学校が、アルマーニの制服を採用することで、話題になっている。

採用の理由として、泰明の校長は「服育のためにもなる」と苦しい釈明。

それって、校長にとって教育理念の礎中の礎、である憲法26条に抵触していると、自ら宣言しているのだけれど?

すなわち、憲法26条の2項には「義務教育は、これを無償とする」とある。ところが、泰明小学校の生徒は、「服育」を受けるために8万円もの出費をしなければならない。校長は、制服を着る着ないは自由であるとしているが,着ない生徒は「服育」の機会を失うことになり、しかも、生徒間で差別されることも否定できない。

義務教育の公立小学校の校長としては、「義務教育は無償であり、教育の機会均等でなければならない」ことから、泰明小学校の現校長の教育者としての資質に疑問符が付く。

更に校長の指導機関である、千代田区の教育委員の資質も問われて、しかるべきである。

憲法は崇高なものである。しかし、それは飾りではなく、我々国民生活を直接守ってくれているはずである。しかるに、わが国では、その機能が十分発揮されていない。

第十二条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」とある。

然り。